水をたくさん飲めばダイエットできるという水ダイエット
水ダイエットと言われる方法は体重の4%の水を飲むことだと言われてます。
- 体重60キロだと2.4リットル
- 体重70キロだと2.8リットル
効果としては
- 基礎代謝が上がる
- 体温が上がる
- 老廃物のデトックス
- 血液サラサラになる
などといわれていますが明確な根拠はありません
水分をとっても分解などで痩せるほどの代謝はないですので劇的にやせることはありません。
そうゆうわけですので水分を大量にとっても痩せないです
しかし唯一水で痩せるとすれば、水を多く飲むことでお腹が膨れて食事が少なくすることができる為でしょう。
目次
水は飲みすぎても、少なすぎても体に悪い
水は飲みすぎると水中毒、水分が足りずにいると脱水症状になったりしますので適正量を取る必要があります。
水分が足りずに死に至る可能性も
体内に水分が足りないままでいるとたった体内の5%でも症状が出始めます。
失う体内の水分量 | 症状 |
5% | 脱水症状、熱中症 |
10% | 筋肉のけいれん、循環器不全 |
20% | 死亡 |
体重60キロの成人男性だと体内の水分は約36キロなので
- 5%で1.8リットル
- 10%で3.6リットル
- 20%で7.2リットル
になります、5%だと夏時期だと油断するとすぐに失う可能性のある水分量なのでこまめな水分補給をしないと脱水症状になってしまいます。
水を飲みすぎると水中毒や水太りに
水分を取りすぎると水中毒という症状になる可能性があります。
例えば水分を失って脱水症状になったからと水をガブガブ飲ませてしまうと水の取りすぎで水中毒になり死に至る可能性があります。
- 脱水症状時
- マラソン時
など、過剰で急激な水分補給で水中毒が起こりやすくなります。
水中毒とは水分を取りすぎることで体液が薄まる低ナトリウム血症という病気です。
大量の水分が塩分を薄めてしまうため、適正な細胞の浸透圧が保てず、細胞が膨張、適正な塩分濃度にするために水分を身体から出そうとしてさらなる脱水症状を引き起こします。
そのために身体の塩分濃度を薄めない為に水を飲みすぎないで
水分補給するときは塩分の入ったスポーツドリンクや塩分を溶かした命の水(水1リットルに小さじ砂糖4、塩半分)、経口補水液でとる必要があります。
水太り
逆に塩分を取りすぎると体の塩分濃度を保つために、水分を身体にため込んでむくんだり、水太りという状態になります。
この場合は水分を多めにとり塩分を控えるようにしましょう。
必要な水分量と適正な量は
人間に必要な水分を厚生労働省は体重60キロの男性の場合1日約2.5リットルで推奨しています。
- 食べものから1~1.2リットル
- 飲み水から1.2~1.5リットルです。
最後に・ダイエットしたいならカロリーを減らす
水にはカロリーがありませんからいくら飲んでも太りません、水を多めに飲むことで食事の量を減らしダイエットに生かすことは効果が期待できます。
しかしこれも結局は食事のカロリーを減らすというダイエットでは基本中の基本の一つの手段であって水を飲めば痩せるという単純なものではありません。
ダイエットをするなら一日の摂取カロリーを消費カロリー以下にすることが一番大切なことです。
そこを忘れずにダイエットしましょう。