太らないために気をつけないといけないのはムダに食べてしまうことです。
空腹でないのに、食べるのが止められないという「ついついパクパク」をやめないといけません。
「ついついパクパク」食べてしまう食品の特徴は
- 柔らかい
- 甘い
- 糖質と油
- だし
この4つです
これらの食品は食べ始めると、食べ過ぎてしまうことが多いです
そのことを理解しておくとブレーキをかけることができると思います
目次
ついつい食べ過ぎる柔らかい食品
噛むというのは食べることの満足感につながっており、よく噛む(通常の1.5倍以上)ことで1割ほど食事の量が減らせると言われています。
やわからい食品は噛むことがほとんどなく、舌でも押しつぶせるぐらい柔らかいものだと飲むように食べてしまうこともありますので満足感が得にくいわけです。
柔らかい食品で身近なもの言えばパンですね。
食パンだとヤマザキの「ふんわり食パン」や「ダブルソフト」菓子パンだと「ふわふわシフォン」「ふわふわスフレ」などです。
バケット(フランスパン)などは固くてよく噛みますので、食パンをバケットに変えるだけでダイエット効果が期待できるはずです。
快楽の一種、甘いお菓子
人間は甘いものを食べると直接、脳に快感をあたえることができます、それは快楽物質であるドーパミンが分泌されるからです。
これを人間の報酬系の神経回路といいます
報酬系(ほうしゅうけい、英: reward system)とは、快情動を引き起こす神経回路の総称。-ウィキペディア
言うまでもなく甘いものはほとんどの人は大好きです。
ドーパミンは脳内麻薬ともいわれています
一度甘いものを口にすると満足するまでついつい食べてしまうことになってしまいます。
身近なものではチョコレート、ケーキなどの甘いお菓子、ジュースなどには注意しましょう。
チョコを食べるなら甘さが少なく苦味が強いカカオポリフェノールたっぷりのビターチョコレートが食べ過ぎになりにくいです。
美味しいものは糖質と油
砂糖は糖質でできています。
糖質というのは甘いものだけではく、でんぷんや小麦、お米なども多くの糖質が含まれています。
甘いものと同じく、糖質と油が調理されたものには病みつきになる美味しさがあり、脳の神経に直接快感を与えるドーパミンが分泌されます。
また人間はでんぷんを油で揚げた匂いからカロリーとエネルギーと感じとって体が反応するという食料の少ない頃からの本能があると言います。
代表的なものはポテトチップス、フライドポテト、ドーナツなど。
もし食べるなら油を使用していない焼き菓子がカロリーが抑えられます
せんべい類、ピーナッツなしの柿の種などは焼き菓子ですのでおすすめです。
病みつきになる美味しいダシ
ダシも子供の時にダシを飲んだ人には報酬系が働きます。(参考 やみつきを支配する旨味の科学)
ダシは100g当たり3kcalですので、ほぼゼロカロリーですのでダイエットには向いています。
ただし食品として「お吸い物」など具の少ないものならよいですが、うどん、ラーメン、煮物、雑炊、鍋物など高カロリーになる料理はたくさんあります。
お吸い物だけで満足すれば低カロリーです、永谷園のお吸い物だと1食5kcalです。
糖と油でできている美味しい食品
というCMがありましたけどそのとおりですもんね。
そこでつい食べ過ぎる高カロリーな糖と油で出来ている食品を上げてみます。
- ケーキ(砂糖、小麦、生クリーム、バター、卵)
- 菓子パン(砂糖、小麦、クリーム、バター、卵)
- ドーナッツ(揚げ油 小麦、砂糖、生クリーム、バター、卵)
- パンケーキ バター&シロップ(調理油、砂糖、小麦、生クリーム、バター、卵)
- カラアゲ(揚げ油、カラアゲ粉、鶏皮)
- 天ぷら(揚げ油、てんぷら粉、卵)
- フライ(揚げ油、パン粉、卵)
- とんこつラーメン(ラード、小麦)
- カレーライス(油、ごはん)
- 餃子(料理油、餃子の皮)
- チャーハン(調理油、ごはん)
- 大トロすし(トロ、ごはん、すし酢の材料の砂糖)
などです。
1食で食べられるものの例ですが、食べ合わせとなると焼肉とごはんなど最高にウマイです
料理をしない人や他人が作ったものはどのぐらい油が含まれているか、わからないことが多いですので
ダイエット中は忙しくても自炊がおすすめです。
最後に・テレビを見ながら、ながら食べはダメ
ダラダラと「ながら食べ」も、ついついパクパクと食べ過ぎる原因ですのでよくありません。
その他にも食べるときは食べ過ぎないように量を決めるためには以下に注意しましょう。
- 大皿で料理を盛らないで小分けにする
- 残せばいいと考えない
- お菓子の買いだめはしない
ついつい自分の都合の良いように考えて欲求に負けてしまうのが人間です。
工夫しながら高カロリー食品をついつい食べ過ぎてしまう習慣を防ぎましょう。