なぜ口呼吸が健康に悪いと思います?
それは鼻呼吸をすることで肺や口を介して胃などの体内にホコリなどを入れないようになっていて
鼻呼吸することで狭い鼻腔から取り込む空気を鼻水で湿らせた鼻腔と鼻毛でキャッチして鼻くそにして排出しているからです。
空気が汚い所にいると鼻くそがたまりやすいですし、排ガスの多いとことですと黒い鼻くそがでますよね、うっなんかキタナイ・・
口の中がほこりで黒くなったりしないのは、すべて口から胃を通して体内にいれてしまっているからです
鼻呼吸することで病原菌の80%を体内にいれないように防いでいますので
- 鼻=排出口
- 口=吸入口
の役割が強いと言えるでしょう。
目次
口呼吸が身体に及ぼす害は
病原菌を体内に吸い込むから
鼻呼吸は空気中の
- ほこり
- 細菌、ウイルス
- ダニ
が体内に入るのを8割ほど防いでくれます
口呼吸だとほとんどをそのまま体内に入れてしまうことになりますが
口で呼吸すると良くない理由は他に
- 口の中
- 喉
に細菌などが付くことです。
口の中が乾燥する
殺菌してくれるはずの唾液が乾燥してしまうとよくないのは
虫歯菌が増えたり、歯や喉の粘膜が乾いて十分にカバーしてくれないので
- 虫歯
- 歯周病
- 口臭
- 風邪ひきやすい
- 喉が腫れやすい
などの症状がでたりします
酸素が少なくなる
口呼吸は吸い込む酸素の量がすくなく浅くなって15%以上も鼻呼吸よりも減ってしまうという論文もあります、そのため
- 疲労感
- 倦怠感
- 集中力低下
- 頭痛
- 精神疲労
- 高血圧
などの原因になると言われています。
睡眠時に口を開けて呼吸すると舌が気道をふさいで、睡眠時無呼吸症候群になりやすいです。
うちの大学偏差値35なんですけど、2年通って思ったことは
〝口呼吸の人が多い〟です。— ハムスターの息子に産まれて良かった (@nekoumaina) 2018年7月13日
口呼吸になってしまう原因
口呼吸になってしまう原因は
- 筋力不足
- 鼻づまり
- 歯並び
などがあります。
筋力不足
普段から口が自然と開いてしまって、どうしても口で呼吸してしまうという人は、口を閉じる筋肉が弱くなっているのかもしれません。
口を閉じるのは顎を閉じる咬筋(こうきん)と口を閉じる口輪筋です。
咬筋は筋肉がへることで噛む力が衰えた年配者や
若くても固いものを食べなくなって弱くなっている可能性があります
また口輪筋は口をすぼめる筋肉ですが口笛を吹けなくなってると衰えているかもしれません。
顔の表情筋も衰えるので見た目が悪く、顔がたるんだりしますのでアンチエイジングのためにも鍛えましょう。
鼻づまり
鼻がつまり鼻呼吸がしにくいと自然に口呼吸になってしまいます。
鼻づまりの原因には
- アレルギー
- 炎症
- 鼻汁
- できもの
- 生まれつき遺伝で鼻腔が狭い
などがあり根本的な治療は早めに耳鼻咽喉科でしておいた方がよいです。
歯並び
歯並びが悪く歯が出ており、口をどうしても閉じられないという人もいます。
健康の事を考えるとムリな矯正は必要ないですが酷い場合は歯列矯正は検討するべきでしょう。
口呼吸の治し方、鼻呼吸をするには
口を閉じる筋肉を鍛える
口を閉じる筋肉は前述の咬筋と口輪筋です。
噛む力は固いスルメなどをよく噛んで食べることですが、硬いものでなくてもガムを噛む習慣をつけても効果あります。
口輪筋はくちをすぼめる練習ですが、口笛の練習がいいと思います。
その他にも表情筋トレーニング用のパタカラもオススメです。
マスク
昼ですと意識して鼻呼吸にすることができるのですが、睡眠時ではどうしても無意識に口呼吸になってしまう場合があります。
マスクをすると口呼吸しにくくなるので自然と鼻呼吸になったり
もし口呼吸したとしてもホコリや雑菌をとりあえず防いでくれます。
そこでマスクをして寝ることが口呼吸対策として有効です。
口呼吸防止テープ
睡眠時の口呼吸を防止するために口をテープで閉じるというものです
口を閉じるということを意識づける為によいです
最後に・体に悪いので早めに対策しましょ。
口呼吸か鼻呼吸なのかで健康に対する影響が大きく変わります。
口呼吸がアナタの体調不良や倦怠感などあらゆる病気を招く原因になっている可能性があります。
早めに対策して健康でいられるような鼻呼吸にしていきましょう。