カロリー密度とは体積が大きい割にカロリーが低いということです。
例えばわかりやすいのは
- とうもろこしとポップコーン
- お米とポン菓子
- 砂糖と綿菓子
のように同じ原材料なのに前者は体積が小さく固い、後者は体積が大きく柔らかい
というものです。
体積が大きいので基本的にカロリー密度が低いと満腹感が得られます。
それではカロリー密度の低い食べ物を利用してダイエットをするにはどうしたらよいでしょうか?
目次
カロリー密度の低い食品を利用してダイエット
カロリー密度の低い食品は柔らかいので
- 咀嚼回数が少なくなってしまう
- 消化が良いので腹持ちが悪い
というのが難点です。
よく噛むこと
咀嚼回数が少なくなりがちなのでよく噛むというのがポイントです。
咀嚼回数を多くすることで満腹感を得ることができるということはよく知られていることです。
よく噛むことと痩せた体形には相関関係があり一回に31回以上噛む人はそれ以下の人よりも痩せているという研究結果があります。咀嚼回数に関する基礎的検討
カロリー密度が低い食品はどのようなものがあるか
空気を多く含むもの
冒頭でもカロリー密度の低い食品として例として挙げた
- ポップコーン
- ポン菓子
- 綿菓子
などです。
油の少ない食品
体積が多くても脂質であるバターを使っているパンやシフォンケーキ、ドーナツなど油で揚げたものは油を含むだけでかなりの高カロリーになってしまいます。
ヘルシーでカロリー密度の低い野菜も天ぷらなどにしてしまえば高カロリー食品になってしまいます。
生クリームはフワフワでカロリー密度が低いように感じるかもしれませんが脂質がたっぷりなので高カロリーです。
その点、同じように見えますがメレンゲは砂糖を入れて卵白を泡立てたものですから、砂糖が無ければ低カロリーでカロリー密度は非常に低い食品です。
肉は脂肪の少ないものを選ぶ
肉は同じ100gでも脂肪の少ないヒレ肉がカロリー密度が低く、霜降りサーロインはカロリー密度が高くなります
脂肪が多いとカロリーが高いということと同じですのでカロリー密度で難しく考える必要はないですが理解しておくとよいと思います。
この点については料理にはできるだけ油を使わないという事も大事です。
水分を多く含むもの
葉物野菜などは水分を多く含みますので基本的にカロリー密度は低いです
その他は
- こんにゃく
- 寒天
- ゼリー
などは水分を固めてますのでカロリー密度は低いです。
飲料も水で薄めればカロリー密度は低くなります。
もし真夏にジュースをガブ飲みしたくなったら500mlのジュースに200mlぐらいの冷水をまぜて飲むとカロリーも同じで満足感が増しますのでオススメです。
プロテインも30gを500mlでシェイクして飲んでいるならダイエット中は700mlの水でシェイクして飲むようにすれば満足感が増すでしょう。
食物繊維を多く含む食品
食物繊維も水分の多い葉物野菜やこんにゃくなどが低カロリーです
- 野菜類
- セロリ
- レタス
- キャベツ
- 白菜
きのこ類の
- しいたけ
- シメジ
- えのき
など
海藻類の
- わかめ
- こんぶ
- ひじき
- 寒天
などカロリー密度が低い食品です。
最後に・カロリー密度が低いというのは一つの尺度
カロリー密度が低いというのは、カロリーが低い食品を探す一つの尺度ですのであまり難しく考えなくてもよいかもしれません
基本は低カロリーの食品をうまく利用して、一日の摂取カロリーを消費カロリー以下に抑えるということです
基本を押さえてスリムな体形を維持しましょう。