前回は【筋肉をつけたい人の食事講座3】食事のタイミング、栄養は2~3時間で補給で一日6回を目安に食べることをお伝えしました
今回は具体的な食事の例を挙げてみたいと思います。
食事の栄養素とカロリーの管理は最初は難しいものです
続けていくうちに自然に管理できると思いますが
最初は簡単なメニューから始めてレパートリーを増やすようにしてください。
単純で分かりやすいメニューをベースにアレンジしていくのが簡単ですので
そのベースとなるメニューのみを紹介してます。
栄養素はマクロ栄養素(三大栄養素)中心ですのでビタミン、ミネラル等は食事からとるのが理想ですが、マルチビタミン等で補給する方がよいでしょう。
目次
除脂肪体重別カロリー
除脂肪体重別の三大栄養素の摂取すべき量と合計カロリーです。
除脂肪体重 | 炭水化物(g) | タンパク質(g) | 脂質(g) | 摂取カロリーkcal |
50kg | 250 | 150 | 44 | 2000 |
55kg | 275 | 165 | 49 | 2200 |
60kg | 300 | 180 | 53 | 2400 |
65kg | 325 | 195 | 58 | 2600 |
70kg | 350 | 210 | 62 | 2800 |
除脂肪体重別食事例 鶏むね皮なし
除脂肪体重が50kgの人がが六食のうち五食を均等に食べるパターンです。
夜食はタンパク質だけを取るようにプロテインにしています。
一食のメニューが同じなので考える手間が少ないです。
また鶏むね肉はボイル、レンジ調理で塩コショウのみ、油は使用してません。
タンパク質 | 炭水化物 | 脂質 | 合計カロリー | ||||
食品 | 量 | 食品 | 量 | 食品 | 量 | ||
朝食 | 鶏むね115g | 25g | ご飯135g | 50g | サラダ(ドレッシング付き) | 8g | 372 |
朝間食 | 鶏むね115g | 25g | ご飯135g | 50g | サラダ(ドレッシング付き) | 8g | 372 |
昼食 | 鶏むね115g | 25g | ご飯135g | 50g | サラダ(ドレッシング付き) | 8g | 372 |
昼間食 | 鶏むね115g | 25g | ご飯135g | 50g | サラダ(ドレッシング付き) | 8g | 372 |
夕食 | 鶏むね115g | 25g | ご飯135g | 50g | サラダ(ドレッシング付き) | 8g | 372 |
夜食 | プロテイン30g | 25g | – | 4g | – | 1g | 125 |
合計 | – | 150g | – | 254 | – | 41 | 1985 |
このパターンでタンパク質を白身魚やプロテインに置き換えてみたり、サラダのパターンを変えてみたりするといいと思います。
カロリーは200~500kcalオーバーで食べる
また味噌汁やスープをつけてもいいと思います、筋肉をつけるときはカロリーオーバーするぐらいでないといけませんのであまり細かく考えなくてもよいです。
カロリーの目安は200~500kcal多くとるのが目安ですので最初は200kcalからはじめるとよいでしょう。
除脂肪体重別の食材分量
上記の食事例を除脂肪体重別にして目安を作っています。
六食のうち五食の体重別食材分量(一食はプロテイン)で鶏むね肉は皮なしです。
除脂肪体重 | タンパク質 | 炭水化物 | 脂質 | 合計カロリー(1日) | |||
食品 | 量 | 食品 | 量 | 食品 | 量 | ||
50kg | 鶏むね115g | 25g | ご飯135g | 50g | サラダ(ドレッシング付き) | 8g | 372(2000kcal) |
55kg | 鶏むね125g | 27.5g | ご飯150g | 55g | サラダ(ドレッシング付き) | 9g | 411(2200kcal) |
60kg | 鶏むね135g | 30g | ご飯163g | 60g | サラダ(ドレッシング付き) | 10g | 450(2400kcal) |
65kg | 鶏むね145g | 32.5g | ご飯175g | 65g | サラダ(ドレッシング付き) | 11g | 489(2600kcal) |
70kg | 鶏むね155g | 35g | ご飯190g | 70g | サラダ(ドレッシング付き) | 12g | 528(2800kcal) |
プロテインパウダーは筋肉には必須アイテム
プロテインパウダー(プロテインドリンク)は筋トレでもダイエットでも必須アイテムです。
- 手軽にタンパク質が取れる
- 消化時間が短い
プロテインを選ぶポイントは味と価格ですが各メーカーいろいろなフレーバーが出ています。
味とコスパだとビーレジェンドプロテインです、1kgで味も色々あるので試してみるといいと思います。
鶏肉の代わりにパンガシウスもおすすめ
白身魚は海外ではフィッシュ&チップスというメニューにも使われるパンガシウスという魚が安価でおすすめです。
100g当たりタンパク質が15g、脂質が5gです。
キャットフィッシュという食用ナマズですが臭みはほとんどないです。
最後に・気楽に考えましょう。
ポイントは筋肉が付かなかったら量を増やす、脂肪が付き始めたら食事を減らすというように調整を必ずしてください。
メニューのバリエーションは自分の料理スキルのレベルにもよりますので、基本をベースに試行錯誤する方がいいと思います。
あまり難しく考えず、筋肉が付けばOK、脂肪がつきすぎたら減らせばいいとザックリ考えましょう。
あまり考えすぎるとストレスでコルチゾールが分泌されますよ。