2010年中盤以降、なんとなく日本にマッチョブームが来てますよね。
アメリカでは1970年代後半から80年にかけては、すでにボディビルダーは人気でした
そのころにはアーノルド・シュワルツェネガーやシルベスタ・スタローンなんかが映画俳優として成功し始めたころですよね。
当時肉体派だったアーノルド・シュワルツェネガーやシルベスタ・スタローンが人気がでたのはロッキー(1976年)やターミネーター(1984年)などです。
その後はトムクルーズやブラッドピットなどの体を鍛え上げた俳優が90年代に人気になり
そんな映画の中の登場人物の脇役も肉体美、その他のスーパーモデルではタイソン・ベックフォードや音楽界もボディビルダー並みのラッパーも出てきました。
日本人には肉体派が少ない
『吼えろ鉄拳』好きな映画なので心の中で一緒に
「せい!しゅん!ハリケーン!!」
歌ってノリノリで観たよ。アクション映画での真田広之は本当すごい、顔イケメン肉体イケメン身のこなしイケメン。
男ですが正直言って性的興奮すら感じます。 pic.twitter.com/Z89kEdIYx8— なべっかず (@nabe_kazoo) 2016年9月6日
日本人ではボディビルダーみたいに筋肉のついた有名人はいなかったです。
肉体派だと真田広之でしょうが、すごくカッコイイのに人気があるのは90年代だとトレンディ俳優と言われた
- 陣内孝則
- 三上博史
- 柳葉敏郎
- 織田裕二
- 唐沢寿明
などです。
そうゆうことで欧米人は筋肉隆々なイメージが定着しましたが、日本の場合、筋肉隆々な俳優が人気になるケースがなかったです。
ジャニーズが人気なことで解かるようにあまり鍛え上げられた肉体がイマイチ女性にモテない
西島秀俊や武田真治がお笑いでは松本人志まで筋トレしてますし日本にも筋肉の時代がきた感じです。
やっと徐々に日本でもアメリカから遅れて20年近くたちますがボディビルダーも人気がでてきました。
アメリカから20年遅れて日本でも同じことが起きる日米社会20年遅延説というのもあるぐらいですがやっと遅れてきた感がありますよね。
肉体派シルベスター・スタローン以前のアメリカ
アメリカでもスタローンやシュワルツェネッガー以前の俳優と言えば
- ロバート・レッドフォード
- スティーブ・マックイーン
- クリント・イーストウッド
などです。
当時のマッチョ俳優として強いアメリカを象徴していると思いますし体は鍛えていますがトップガン(1986年)の時のトムクルーズにも遠く及ばない肉体です。
これほど筋肉がもてはやされるようになったのはアメリカでもスタローン・シュワルツェネッガー以後でしょう。
世界的にはランボーⅡ/怒りの脱出(1985年)とかロッキー4(1985年)の時じゃないかと思います。
世界中で大ヒットした映画ですからあの体になりたいと思った人は多かったと思います。
マッチョはここから映画を勝手に決定
ボディビルダーでもあるアーノルド・シュワルツェネガーとシルベスター・スタローン肉体派代表格、二人が世界のボディビル人気を作ったと言っても過言ではないと思います。
勝手に興行収入でどこから人気が爆発したのか調べました。
映画名 | 世界興行収入 | 出演 | |
ロッキー(1976年) | 22,200万ドル | シルベスター・スタローン | |
パンピングアイアン(1977年) | ? | アーノルド・シュワルツェネガー | |
ロッキー2(1979年) | 20,000万ドル | シルベスター・スタローン | |
コナンザグレート(1982年) | 6,885万ドル | アーノルド・シュワルツェネガー | |
ランボー(1982年) | 125万ドル | シルベスター・スタローン | |
ロッキー3(1982年) | 27,000万ドル | シルベスター・スタローン | |
ターミネーター(1984年) | 7,800万ドル | アーノルド・シュワルツェネガー | |
ランボー2/怒りの脱出300(1985年) | 30,000万ドル | シルベスター・スタローン | |
ロッキー4/炎の友情(1985年) | 30,000万ドル | シルベスター・スタローン | |
コマンドー(1985年) | 5,700万ドル | アーノルド・シュワルツェネガー | |
ランボー3/怒りのアフガン(1988年) | 18900万ドル | シルベスター・スタローン | |
ターミネーター2(1991年) | 20,400万ドル | アーノルド・シュワルツェネガー |
興行収入でいうとシルベスター・スタローンの方が1980年代では圧倒的に人気です
1985年のランボー2とロッキー4が世界興行収入うではダントツです
1年で2作品大ヒットさせたこの年のこの作品2つが筋肉の世界を変えたと言っても過言ではないでしょう。
ちなみにインフレを調整するとロッキーがアメリカではこの中で歴代ナンバー1興行収入で80位となってます。
最後に・今では悪役もスゲー筋肉
今の映画俳優はわき役でも、悪役でもボディビルダーレベルの筋量です。
以前は体が細かった俳優がムキムキになってたりします
それだけ筋肉の需要が増えたのと、言い方は悪いかもしれませんが鍛えれば誰でも筋肉が付くほど筋トレの技術やマシンが整ったと言えるでしょう。